寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

本が出ます。『自作の小屋で暮らそう ―Bライフの愉しみ』  


僕の処女作『Bライフ』が、『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ』と改題されて、文庫として2月10日に筑摩書房から出版されます。

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都会育ちの人間であっても、土地を買って自分で小屋を建てて暮らすという単純なことがどうしてできないだろうか、いやできないはずがない、そういう本です。

「安い土地を買って適当に小屋でも建てて住んじゃおう」という、つまり僕が「Bライフ」と呼んできた概念について、単行本『Bライフ』が出てより後も個人的な動機や少し広い視点から見た社会的意義など言及してきましたが、核となっているライフスタイルそのものについてはこの『Bライフ』で簡潔に言い尽くされていると思います。

文庫化にあたって、時代遅れになった数字を直したり、薪ストーブの項を付け加えたりしました。薪ストーブの火にほだされて合理的な思考ができなくなってしまった筆者の嘆きが読めます。

あぁ、筆者は馬鹿になってしまった。

かとうちあきさんに解説文を、髙坂勝さんに帯文をいただきました。ありがとうございます。

かとうちあきさんは『野宿入門―ちょっと自由になる生き方』の著者で、「人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』」の編集長であり、ご自身も野宿愛好家です。野宿と言えば僕もちょっとした自負があります。大学時代友人と名古屋から若狭湾まで行った徒歩旅行、大学院時代の都内公園徘徊、路上生活、小屋建築前のテント生活、河川敷のテント生活、つい最近の徒歩旅行などを全て合わせると、軽く1年や2年は野宿をしてきました。野宿業界ではエリートキャリア組です。むしろ野宿では長期的に暮らしてゆけないので仕方が無く小屋を建てたというような経緯があります。

また、髙坂勝さんは『減速して自由に生きる ダウンシフターズ』『次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -』の著者で、ご自身の経営する都内のオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」と千葉の畑とを往来する生活、いわゆる二地域居住をされています。これは僕にとっても憧れであり、現実的な選択肢の一つなのかなと思います。僕の場合はバーの代わりに私塾とかになるのかもしれません。

誤解があるとよくないので書いておくと、僕自身は今は定常的に小屋に住んでいるわけではなく、ちょくちょく小屋に帰ってはいるものの、都会で屋根と電気水道のある比較的普通の生活をしています。今後の予定は何一つ決まっていません。

いわゆるメインストリームから逸れた生き方は千差万別いろいろあります。自作小屋という方法が最適な解かどうかはわかりませんが、ひとつの選択肢としてもっと認知されてゆけばおもしろいと思います。小屋生活志望者だけでなく、野次馬紳士の皆さんもぜひ、ちくま文庫『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ』を本屋さんで手に取ってみてください。




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新著の動向など  


・明日1月30日(土)の産経新聞に、新著『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか』の書評が載るそうです。

・新著『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか』の韓国語版の出版が決まりました。発売日は未定です。

・前著『スモールハウス』も昨年末に増刷されました(五刷)。以前も少し書いたのですが、この本はもっと自分の臭いを消して書くべきだったと思ってます。特に、「あとがき」は要らなかったかなと(『スモールハウス』韓国語版では「あとがき」が省略されています)。それで、『スモールハウス』の「あとがき」に書きかけたことを、『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか』に書いた次第です。

・ちなみに『Bライフ』はアマゾンで14000円~30000円です・・・




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