寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

水さえあれば風呂はなんとかなる  


冬は家の中でお湯を沸かしてやらないとしんどいですが、5月以降は水場で直接、行水のようなことができます。

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まず全裸になります。次に濡れタオルで体を拭きます。服を水ですすぎます。頭と足を直接流水で洗います。そうしているうちに体は乾くので、新しい服を着て帰ります。

全身水浴びをすることもできますが、冷たいですし、石鹸等を使うわけではないのであまり意味が無いような気がします。それより濡れタオルで拭いた方がいいです。

温泉にも行くことがありますが、面倒だしお金もかかるので、ベースは行水です。慣れてしまえば快適で、むしろ贅沢な気分になってきます。ロケストと並んで、毎日の楽しいイベントの一つです。

冷たい水で行水をした後は、体が引き締まって芯から熱が湧いてきます。精神論ではありません。たぶんなにか、外的環境に合わせて体温制御機能のスイッチがオンオフされるなどの、肉体的な因果関係があるのだと思います。そういえばよく、晩秋に厚手の服を着てしまうと逆に寒くなるので、いつまでも薄着でいるということがありますね(ありませんか?)。

ちなみに軽犯罪法で「公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者」は罰せられるとなっていますが、未だ猿と鹿にしか見られたことがありませんので大丈夫でしょう。

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むしろこっちが心配です。




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けっこう便利だった雪解け水  


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これは雪解け水とは言わないか。雪解け水ってのは、雪が解けて川となって山を下り谷を走り野を横切り畑潤してるような水のことだな。正確には、雪を解かして生活用水として使うのがとても便利だった。雪解かし水?何しろ家の前に水源ができてるわけだから。

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大雪降ってから一ヶ月強、外部に水を汲みに行かなかった。降雪地帯では、昔の人もきっと、同じようにして雪を使ってたんじゃないかな。冬山の登山家然り。

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その雪解かし水が手に入るのもあとわずか。そしてこの薪の減りよう・・・。

例年ならこの時期とっくに雪はない。大きなものの洗濯もしたいし、薪狩りにも行きたいし、布団も干したい。春はもう来てるが、雪解けまでもうちょい。




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水の使い分けについて  


1年半くらい前の水場の水質検査。

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基準値は水道水としての基準値なのでだいぶ厳しい値だと思う。
一般細菌や大腸菌は予想通りだった。検査したのは、山から滲み出してから数十メートルほど地表の小川を流れたあとの水で、細菌や大腸菌が検出されないほうがおかしい。

大腸菌というのは、大小さまざまな動物が地中や地表面に棲んでいて、その排泄物の中に含まれている。
ほとんどの種類の大腸菌は無害であって、大腸菌が多いから必ずしも飲めないとは限らない。悪さをするのは極めて少数の病原性の大腸菌。

現在使っているのは山から滲み出した直後の水だが、それでも目視できるくらいの浮遊物や汚れがあるので、調べていないがおそらく細菌や大腸菌は存在するだろう。

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生で口にするのは抵抗があるが、有機物の汚れなので、結局のところ煮沸消毒すればOKである。自然界の大抵の細菌は、80℃で5秒。たとえば→http://www.toyaku.or.jp/center04/family_disinfection/disinfection_b.html

生で飲むための水は外部の管理された水を汲んで2Lペットボトルに2本分ストックしてあるが、湧き水を煮沸してコーヒーを飲んだりして水分補給しているので、減りが遅く、全部飲みきる前に汲み直すことになる。
ペットボトルを飲むときは絶対に口をつけない。口をつけずに安定させて飲むのもコツが必要である。ペットボトルの肩の部分を手で掴み、その手と下アゴを安定させるとうまく飲める。

生で飲む水はその程度なので、ペットボトルは不要と感じることもある。最悪、煮沸してからペットボトルに入れておけば湧き水でも飲めるし、つまり山の中でも、鉱山や工場や農薬の類の変な種類の汚れ方をしていない水流が近くにあれば、基本的に生活はまわる。

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水場までの草刈りしてるのは僕です。誰か給料ください。



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水場の使用  


家から歩いて15秒ほどのところに細い沢がある。水深数センチで使いにくいのだけど、水の落ちる深いところは水深20センチくらいある。

10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ

土地の持ち主を探してお伺いし、水を使わせていただけないか話してみた。簡単に足場を置いたり穴を掘ったりするくらいならOKということだった。持ち主は先祖代々ここらに住んでいるおじいさんで、見た目は失礼ながら80歳か90歳かという具合だったが、頭の回転がすごく速くてびっくりした。それも、自分の経験・記憶を掘り返して事細かに呟くというんじゃなくて、相手の事情を瞬時に理解して、どうすべきか判断してくれ、あるいはアイデアを提供してくれたりする。未だに現役で農作業に従事しているらしい。ボケとは無縁なんだろうなぁ。


昔は水流の少し上のほうに地域一帯の水源があり、その辺から塩ビパイプで引いたらどうだ、ということもおっしゃっていた。上のほうから引くだけならポンプも要らないだろうから、いつかやってみたいけど、自分にはたまに水を汲めるくらいがちょうどいい気がする。とりあえず、足場の板だけ置かせていただいた。


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野菜を洗ったり、衣類を濯いだりするのには便利そう。


一対一でお互いのことをちゃんと理解しあうコミュニケーションは好きだ。理解が滞ったときに沈黙が生まれても気にならない相手だとなおいい。一般に会話はリズムを重視しすぎると思う。複数相手だったり、一対一でもその相手が属する共同体の全員を背後にこっそり&ごっそり引き連れて語りかけてくるようだと、コミュニケーションは途端に難しくなる。


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写真で綴る昭和30年代農山村の暮らし―高度成長以前の日本の原風景
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写真も豊富だし、各写真に対しての説明も細かい。背負子とか、養蚕とか、行商とか、なんてことない庭先の風景とか、見たこと無いのにどうしてこんなに気持ちが安らぐんだろう。
アマゾンで見たら絶版、唯一の中古も19500円だった・・・。図書館でどうぞ。


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