寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

小屋の玄関を刷新  


雨がかかってOSB合板が腐ろうが、物置が重すぎて敷板が沈んで扉が開かなくなろうが、ツギハギにツギハギを重ね、ごまかし続けてきた玄関軒下。一念発起して改修しました。

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以下、作業過程です。

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朝の動きはじめは寒いです。体が温まってないとミスも出やすいです。一人で作業しているときに金槌で指を打ち砕いたりすると、泣いても喚いても誰も聞いてくれない、あるのは痛みだけ、痛みのすべてが自分に降ってきて、全世界が痛み色に染まります。なので、まず完全防寒して体温を上げます。

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100均で売っていた大型鋸の峰を使って、木材の皮を剥いでゆきます。こんな簡単に皮がメリメリ剥ける松は既にヤバいかもしれません。

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エラーネイルを見つけました。

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本来はこのように、頭頂部に刻印されてしかるべき模様です。

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こちらのエラーコインは279,000円。

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こちらは2,800,000円だそうです。エラー釘マニアの方いましたら、先ほどの品、100,000円でどうでしょうか。

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改修にあたってソーラーバッテリーなどをいったん外したのですが、ごちゃごちゃ線を繋ぎ変えていたら、ドリュリュリュという変な音がして、炎が上がりました。終わったと思いました。何か燃えてるんです。燃えるものといったらバッテリーしか思い当たりません。バッテリーが燃え始めたら終わりです。小屋が焼けて、林が焼けて、終わりです。万事休す。

燃えていたのは被覆のゴムでした。ちょっとしたミスでショートさせてしまったらしいです。僕は電気工事士です。

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お腹が空いたら焼きそばを食べます。

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郵便受けは丈夫な既製品に。郵便物を濡らしては合板やアクリルとの格闘を繰り返していたのが、1380円ペイして一瞬で解決しました。

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僕が大学院時代、文系から理系から食い散らかして、気の遠くなるような時間を費やし、結局なにひとつまとまったことを身に付けないままに終わった、その燃え滓が、物置の奥からゴッソリ出てきました。捨ててしまいましょう。

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このあたりの一般書は行商で売ろうとおもいます。なかなかいい本もあります。他はほとんど専門書です。文鎮にすらなりません。

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玄関扉には、僕が最近仕留めた鹿の頭蓋骨を飾ります。

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・・・などしているうちに、完成です。これでようやく、忌々しいプラダンとほぼ完全におさらばしました。惜しむらくは、ブルーシートの原色が残っていることです。これであと、物置のブルーシートを引っぺがせば、周囲の林にほぼ擬態できそうです

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換気扇稼働  


最近は筆舌に尽くせぬくらい地味で細かなことをあれこれやっています。

たとえば、先日導入した換気扇。パネルから直で接続して羽が回ることは確認していたのですが、いつでもできるわいと思ってタイマーを全く動かしていませんでした。カブト虫が間違えて地中から飛び出してきてしまうくらいの陽気にふと思い立ってテスト稼働してみました。

改めてタイマーを見てみると、プラスやマイナスが書かれていません。販売元に電話してみても「よくわからないので回答に時間がかかる」とのこと。よく見ると側面に配線図が描かれていました。これを見て考えて線を挿しなさいと。うーん、線を挿すのに思考を要するとは文明的じゃないですね。

いざ電線を挿そうと思って固定金具を緩めていくと、緩めすぎてネジが外れてケースの内部で転んでしまう不親切設計。仕方がないからタイマーを壁から外してケースを開いてごそごそやる。

さてようやく壁に付けましょうと思ったら、固定に使っていた大きな画鋲のようなものを床に落としてしまっていくら探しても見つからない。気になって気になって馬鹿みたいに長い時間探し続けたのですが、結局釘で代用。近いうちに血まみれの足と引き換えに見つかるでしょう。

お次はキッチンに設置した換気扇の位置を変えようと思って、打ち付けた釘をくぎ抜きで抜こうとしてプラスチック製の換気扇を二ヵ所バリッと壊してしまう。いえ、やる前にわかっていたんですよ。割れる、割れる、、、と思っていたら割れました。

新しい位置を決めて挽き回し鋸で壁をくりぬき換気扇を釘で固定しようとするも、合板一枚の薄い壁は振動してしまって打音が大きいばかりで釘が通らない。四苦八苦していると金槌を打ちそびれてまた換気扇を破壊。

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・・・というようなことを延々とやっていました。読み返してみたのですが、地味で細かなことというか、不用意かつ不器用でわちゃわちゃしてるだけという気もします。あと筆舌に尽くせぬのではなくて、筆舌に尽くそうとすると冗長になるだけのようです。

そんなこんなでようやくスイッチオン。タイマーは12:00-16:00で設定してみました。

これまでここで聞いたことのない機械音がブゥーンと鳴りはじめまして、いきなりハイテク小屋になったような気分。半開きだった玄関の扉が小屋に吸われるように、ギー、パタン、と閉まりました。

風量は全部で720㎥/h、一分間に12㎥、一秒間に0.2㎥の空気が換気されます。数字的には広さに対して必要量の倍の能力ですが、だからといって部屋の空気が隅々まで入れ替わる保証はありません。本当は人間が動き回ったり、窓を開けたり閉めたりするのが一番いいのでしょう。効果のほどはワンシーズン待たなければわかりません(というかワンシーズン待っても正確にはわかりません)。まあ、最善を尽くしたということで・・・。




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