寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

物語中毒  


たまに「小屋暮らしどうしたの」「ブレてる・ブレてない」みたいなわけのわからないことを言ってくる人がいるのだが、もうウンザリザリガニ。

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Special thanks: @SayuriKamitaka

どうしたもこうしたも、今は小屋暮らしのことなんてスッパリ忘れて、海外で羽根を伸ばしてるよ。それが何だって言うのだろうか。

小屋なんてただの箱。自分が必要だと思ったから建てたまでで、自分のを建て終われば基本的にそれで終わり。

小屋はBライフの(とても有用な)手段の一つで、こうしてフラフラできているのも拠点が一つあるから。荷物や郵便物に関して実家や知人を頼れる人には、小屋のありがたさがわからないのだろう。

働くにせよ働かないにせよ、定住するにせよ放浪するにせよ、どんな生き方をするにせよ、本当に一人で生きてゆきたいと思ったら、小屋を一つ建てるという選択肢は間違いではないと、今でも思っている。

でも僕は、肩書きとか、看板とか、専門とか、代名詞とか、そういうものが嫌いだから、そういう気配を感じるとすぐにその束縛から逃れたくなる。

あるテーマを中心に行動するようになると、自分がそのテーマに興味があるから行動しているのか、それとも自分の看板だから行動しているのか、わからなくなる。それはもはや純粋ではない。

「私はこういうことをして生きています」「こういうテーマで情報発信しています」というものができてしまうと、それを根幹に人生の物語が語られるようになってしまう。

物語に対する欲求は一つの中毒である。僕はいかなる物語からも逃れたい。物語から逃れつつも、死ぬのではなく、なおかつ生きてゆきたい。これが自分の生活のテーマだと思う。

それはとても難しい、ほとんど矛盾しているようなテーマだということも知っている。なぜなら、一番大きな物語は「人生そのもの」あるいは「生きる」ということだからである。

少なくとも冬から春にかけての一番いい季節は小屋で過ごしたいと思っている。




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旅を続けたいカッポン  


今後の予定について、つれづれ書きます。

タイビザがあと一週間(10月6日)で切れる。つい昨日か一昨日あたりに一ヶ月のビザ延長をしに行ったような、そんな気がするが、時間が経つのがとてもはやい。タイ国内での延長はもうできないので、いずれにしても国外に脱出するしかない。

日本を含めて、どこへ行きたい何をしたいという希望はないので、必然的にお金と手間とで選ぶことになる。昔なら陸路でラオス・カンボジアあたりに入るのが筋なのだろうが、今はもう、LCCでクアラルンプールに飛んでも値段的に大して変わらない(タイ~マレーシアで5000円程度)。陸路越境などというイベントは煩わしいだけなので、近隣国にひとっとびということになりそうである。


クアラルンプールに飛んだとして、その先は未定。

選択肢1.ランカウイ島あたりでダイビング。高いお金を払ってまでやりたいかというと、別にそうでもない。最近はもう、お金のかかることは一切やりたくなくなった。「easy come, easy go」は自分には当てはまらない。お金のかからない生活をベースに、お金のかからないイベントを楽しみたい。

選択肢2.クアラルンプールに留まる。バックパッカーの評判がすこぶる悪い大都市クアラルンプールにあえて留まる。

選択肢3.日本へ帰って出直し。クアラルンプールからだと、羽田片道12000円ほど。日本へ帰る一番のメリットは、9月いっぱいで切れるクレジットカードの海外旅行保険がリセットされること。旅の途中で入れる旅行保険もあるらしいが、一ヶ月で15000円~かかるので却下(参照)。

選択肢4.タイへ戻る。マレーシアでちゃんとタイの観光ビザを取得して、またタイへ戻る。なんやかんや言って、結局タイが一番。

選択肢5.別の国へ飛ぶ。インドなど。これもチケットの値段で決めることになりそう。

選択肢が多すぎて、自由すぎて困る。何かミッションがあれば、行き先のことなど考えなくてもよくて気が楽なのだが。本当に小遣い程度の報酬でも、ここへ行ってこれを買うとか、誰かに何かを届けるとか、何かの写真を撮ってくるみたいな仕事があればいいなと思う。


これは生活の延長であって、「旅」という感覚はない。したがって、終わるも続くもないのだが、とにかく国外での非定住生活は続く気がする。

ちなみに、タイ語で末尾に「カップ」を付けると丁寧語になり、「カッポン」を付けると最上級の丁寧語になります。



旅を続けたいカッポン。




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