寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

パソコン断捨離、秋の畑  


少し前にパソコンが壊れて、よい機会なのでスマホのみでやってゆくことにした。デジカメも断捨離した。文章書く際に少し不便するが、逆に言えばそれくらいしか困っていないが、逆の逆を言えば文章書けないとだいぶ困る。一応、bluetooth接続のキーボードがあるので、大量に打とうと思えば打てる。確定申告がどうなるだろうか…まあ先の話だ。



畑は全てが初体験のファーストシーズンを終え、ある種の興奮状態(?)も冷め、冷めすぎて一時意欲を失っていた。



今あるのは長ネギ、ナス、カボチャ、サツマイモ、とうもろこし、里芋、枝豆くらい。

しかし再びぼちぼち耕しはじめ、耕しはじめるとそれなりに、玉ねぎが二畝、人参が二畝、じゃがいもが七畝。つまり、カレーである。これくらいなら、芽かきや追肥に何度か訪れればいいはず。秋の雑草の生え具合は未知。



左から、丸ごと、半分にカット、表面に瑕をつけたもの。他にも男爵やメークイン、少し奮発して種芋などいろいろ。秋ジャガは腐りやすいので切らないほうがよいというような記述を結構見たが、刺激を与えたほうが芽が出やすいという情報もあり、結局いつものように下手な鉄砲を数撃つ方向で。じゃがいもの芽出しは、適度な湿度、20度程度の温度、そして光が必要ということで、どこに置いたらいいのか難しい。日向に置いておいたが、触れてみるとそのまま食べられそうなくらいに熱く、日陰のほうがよかった。

そもそもこの辺は、中間地と冷涼地のボーダーくらいらしく、ここより南は秋ジャガやるが、ここより北はやらない。最寄のホームセンターも秋ジャガは入荷せず。近所の方も秋にじゃがいもはあまりやらないということだった。それでまた秋のモチベーションが下がったのだが、「植えてみたらい〜んじゃない?」というお爺さんの声に従い、期待せず植えてみることに。



大量のエダマメは、成長が遅く気を揉んでいたのだが、なんとかかんとか食べられるくらいに実が膨らんできた。まだ少し早いが、試しに一房収穫。



見事なうぶ毛。ちなみにうぶ毛がきれいに立っているのがおいしいらしい。



ナスとカボチャばかり食べていたが、ナスとカボチャとエダマメばかり食べることになりそう。まあ、焼きナスとエダマメの夜食なんて望むところだが。



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2017年夏野菜反省点など  


今朝は久しぶりに猿に起こされた。屋根の上でドタドタやっていたので目が覚めた。欠伸をしたのだったか何だったか忘れたが、猿も僕が起きたことに気づいたのがなんとなく雰囲気でわかった。木をつたって屋根を降りるときに換気口(最近は換気口を開けて寝ている)からこちらをチラッと覗き込んでは一匹ずつヒョイヒョイ降りていった。そういえば人の気配がするせいか、住み始めた当初よりは小屋の周りで猿を見なくなって、モンキーモーニングコールは最近では珍しい。

5月前半に畑を借りることになって、土作りや苗作り、種蒔きのタイミングや栽培適期など、まともに考える余裕もなく、ドタバタ見切り発車して今に至る。

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採れたものは採れたが、その陰で膨大な失敗や無駄もあった。まだまだ夏真っ盛りだが、秋野菜に備えて畑の模様替えを始めたので簡単な総括というか、雑感や覚え書きを。

・とりあえず食べられる程度のものを作るのは猿でもできる、寝太郎でもできる。拍子抜けするほど簡単にできるものもある。しかし、ここから売り物になるようなものを作るとなると、虫食い、味や形、収穫時期などどう制御していっていいのか途方に暮れる。

・たくさん作るものと、少量でいいものと。少量でいいものは、ミズナ、チンゲン菜、小松菜、かぶ、ラディッシュ、大根、サンチュ、それからトマト、ナス、ピーマン、キュウリなどの夏野菜。これらは、自分用と少しお裾分けするくらいなら、本当に少しでいい。葉物やかぶ類は少しずつ時期をずらしながら播種、夏野菜に関しては種は使いきれないので苗を買うべき。

・肥料。作物にも依るし他の条件もあるので一概には言えないが、基本的に有機なり無機なり肥料をちゃんと入れたほうが良いと感じた。キュウリ、カボチャは無施肥の所はほとんど実ができなかったのに対して、化成肥料の所は腐るほどできた。実際採り切れず腐った。オクラなんかも化成肥料のほうはうまくできたが、無施肥や有機は育たなかった。「無施肥のほうが蔓ボケしなくてよい」とされているサツマイモなどはまだ未収穫。葉物だけは無施肥エリアが虫もつかずとても綺麗に育ったが、虫がつかないということは味が薄いということかもしれないし、良いことなのかどうなのかよくわからない。無施肥の自然農法はかなり玄人向けで、テキストに「無施肥でもできる」と書いてあるのは「養分が無くてもできる」というわけではないので、ちゃんと土がうまくまわっていて肥沃になっている場合に限る、という印象。素人こそ無難に肥料を入れなければならないと思った。鶏糞が15kgで128円、14-14-14の万能化成肥料が20kgで1180円、そんなに高いものでもない。ちなみに雑草は無施肥でも関係なくぐんぐん育った。

・土づくり。見切り発車で見切らざるをえなかったものの一つ。冬に入る前に適当な有機物を漉き込んで来春に備えたい。山林原野を開墾して一年目二年目の肥沃な土でやるのとは違う。前年の所為を引き継がなければならないし、同じ所で肥沃度を維持し続けないといけない。

・雑草。手を抜きたかったら最初に頑張ってマルチ。マルチさえ張っておけばなんとかなる。野菜が勝手に育ってる間にエベレスト登頂も可能。「ビニールマルチは気に入らない」などと寝言を言っていると雑草の海に沈む。逆にビニールが無い時代はどうやっていたのだろうか。昔は農家一人が鎌と鍬だけで3反~4反を管理していたと聞くが・・・。

・栽培よりむしろ保存が大変。キュウリとかぶは糠漬けにしたが、手入れ(攪拌)を怠ったら溶けて無くなってしまった。自分のズボラをすぐに忘れてしまう。乾物作りもこの時期雨が降りやすいのでカビが生えたり腐ったりでなかなかうまくいかない。大根は農家を真似て吊るしてみたが、葉っぱの部分が衰えて全部落下してしまった。

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なんか悪いことをして吊るされてるみたい。

・摘果摘芯わき芽かきなどは、なるべくセオリー通りやらないと、ジャングル化したり、実ができなかったり、実ができても数が少なかったり大きくならなかったりする。

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・水まきは大変でもやるときはチョロチョロではなくて、十分にやる。土の表面にしかやらないと根が水を求めて伸長せず、表面で留まってしまう。

・芽が出なかったもの、収穫できなかったもの。ほうれん草、レタス、ゴーヤ、冬瓜、ピーマン、葉ねぎ、ブロッコリー、パセリ、パクチー、シソ。以上全て直播き。苗メロンも蔓は伸びたが実はできなかった。

・作ってよかったもの。つまり、たくさん収穫出来て、飽きずにおいしく食べられて、ある程度日持ちするようなものは、枝豆、ジャガイモ、オクラ、インゲン、ミニトマト、トウモロコシなど。芋や豆は芽も出やすく優秀。夏野菜の中ではナスが少しずつできるので良いと思った。トマトは個体差があって、あまじょっぱくておいしいのもあれば、癖があるようなのもあった。味はミニトマトのほうが安定。ピーマンは種から育たず。キュウリは育ちすぎて飽きる。育ちすぎたキュウリはお裾分けという名の嫌がらせに使える。あとは葉物やかぶはDAISOの種をばら撒いといて損はない。

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・最大の懸念。350平米に蒔いた大豆。ここはほぼ何も世話してない。このあいだ花が散って、ようやく実が付き始めたが、若干少ないような?大豆・枝豆は背丈が低い方がいいらしく、株がかなり大きく育ってしまっているので、もしかしたら失敗気味かもしれない。大豆に限ったことではないが、大きく育つように世話するのはわかりやすいのだが、株自体が成長しないようにとか、枝が増えないようにとかいうような不自然な手のかけ方は難しい。

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・今後のこと。春夏はとにかく何でもとりあえず植えてみたかったのと、種を少量ずつ多品目でもらったのもあって、しっちゃかめっちゃかだったが、秋は作物の種類を吟味して、ひとつずつじっくりやってゆきたい。吟味と言うほど選択肢はないのだが、秋にジャガイモ、玉ねぎ(年内に採れるもの)、人参をやりつつ、隅っこで葉物をチョコチョコ育て、冬はクローズか。夏ほどは手がかからないように、なんならしばらく留守にしても大丈夫なように、計画する。

・コスト。一番コストがかかったのが中古の耕耘機(爪と抵抗棒を別途調達)と草刈り機だが、合せて一人15000円に抑えられたのでがんばってるほうだと思う。一反の畑を年4000円~5000円で借りられるのはとてもありがたい。その他、種や肥料。一年目は全部計算してもろくな数字は出ないだろうから、初期費用等が落ち着いてもう少し安定的にできるようになってから一年のスパンで計算してみたい。

・一反無駄にしないために、長期保存の利く穀物・豆などを作る、交易する、現金化するなどのことをゆくゆくは考えていかなければならない。

・失敗も含めて一から自由に実験的にやらせていただいてるのがとてもありがたい。プロの元で部分的な仕事を指示されたとおりに確実にやるのもそれはそれで勉強になるだろうが、あまり性に合わない気がする。

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スイカの模様っておもしろいな




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