寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

続・都会と田舎。  


10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ

4月はこんなような都会にいた。

都会にいていつも思うのは、ビルの屋上が何にも使われてないってこと。

日本は三角屋根だったから、屋上を使うって発想がないのかしら?

どのビルも、平米ウン万円で一ミリたりとも無駄にしないように活用しているくせに、屋上はどこもすっからかん。

だいたい、冷暖房の室外機と、水道やエレベーターの管理室みたいなのがあるくらい。

一月1000円で貸してくれれば、軽く小屋建てて、ソーラーパネル1枚つけて、太陽は独り占めだからプランターで野菜育てて、風力発電もおもしろそうだし、、、お礼に布団干しくらいする。



ここから本題。

都会のいいところ、田舎のいいところ、それぞれあると思う。
それらのメリット・デメリットは、個々バラバラに絶対的に存在するんじゃなくて、有機的に繋がってる。


たとえば、私はコーラが好きなんだけど、山小屋にいるときは、コーラは一切飲まない。特に飲みたいとも思わない。どうも、コーラは、都会の外食生活、空調の効いたモダンなマンションという条件下でのみ、おいしいらしい。


小屋にいると、おいしい水が一番おいしいと感じる。水のうまさ知らない人は、1週間くらい米と味噌と野菜だけの食事にして、喉が渇いたときに水をごくごく飲んだらわかる。できれば山とかで。私も知らなかった。


都会にいると、なんとなく、毎日シャワーを浴びたくなる。心なしか、一日経てば特に何もしてなくとも肌がベタついてくる気がする。

ところが、小屋にいると、毎日シャワーというのは、過剰に体を洗っている気がして、浴びたくない日の方が多くなる。


だから、単純に、毎日冷たいコーラが飲めて、熱いシャワーを浴びれて、都会の方がいい、とは言えない。都会はそれらを可能にしているだけではなく、必要にもさせているから。


こういういろんな違いが、時間の流れ方という背景によって繋がってて、要は、都会ってのは回転が速い。

毎日シャワーを浴びたくなるのは、皮膚の代謝を助長する行為だと思うし、刺激的な食事や飲み物も、脳のテンポを上げるガソリンみたいな役割を担ってる気がする。


シャワーを浴びればコーラが飲みたくなるし、コーラを飲めば作業がまた捗るし、作業が捗れば熱いシャワーを浴びたくなる。


田舎の方が健康的だ人間的だと一刀両断もできなくて、たとえば、調べ物をして、情報を的確に整理する作業なんかは、都会にいたほうが圧倒的に捗る。資料が手に入りやすいってのもあるけど、頭のテンポの問題が大きい。でも、テンポの早い頭で考えられる種類のことと、考えにくい種類のこととある。


よく田舎のキャッチフレーズで「ゆったりとした時間の流れ」とか書いてあって、レトリカルで恥ずかしくなることがあるけど、あれ本当かも。今度ストップウォッチで測ってみる。


「自分の家で育てた野菜がうまい」とかっていう一見怪しげな意見も、あれは時間ごと食ってるわけで、目隠しして食べ比べてもわかんないんだよね。


何が言いたいかっていうと、たとえば都会の生活者が、田舎の生活を想像して、退屈なんじゃないだろうかとか、不便・不快なんじゃないだろうかとか、いろいろ考えるわけだけど、そもそも時間の流れが変わってしまうので、都会にいながらの脳内シミュレーションはあまり参考にならない。逆も然り。


なんの論拠もない、気がする気がするのぐちゃぐちゃな文章になっちゃったけど、まぁそういうことです。

そろそろ畑の季節。何植えようかなぁ。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 東京の日常
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コメント


11 ■田舎のネズミと街のネズミ

こんな童話を思い出しましたよ。 私は一時間半の時間をかけて通勤、毎日田舎と会社(都会とは言え無い近郊)の往復、都内で育ち子供の頃から田舎志向が強かった、仕事柄情報収集は重要、閉鎖された「箱の中」と田舎の往復、これが毎日だと微妙な違いを感じるまでも無くかえって疲れるかな?

牛尾です。 #79D/WHSg | URL
2012/05/10 07:37 | edit



10 ■無題

寝太郎さん見てると、環境変わると人は変わるということがホントだと実感しますね

逆に言うと、環境が変わらないと人は変わらないし、環境が変わると人は変わらざるを得ない
欲望が変わるって人格が変わると同義かも

杣人 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 21:22 | edit



9 ■無題

コーラを飲む場所ですか。。。
私は場所によって聞きたい音楽のジャンルががらりと変わりますが、それに近い感覚でしょうかね。

りょたた #79D/WHSg | URL
2012/05/09 21:20 | edit



8 ■カブリヤカー

ふと思ったのですが先にカブリヤカーをつくっとけば建築資材運搬に活躍してたかもしれませんね。コペンよりはるかに高い積載能力!

たーきー #79D/WHSg | URL
2012/05/09 21:01 | edit



7 ■無題

>毎年寝太郎さん 先ずやってみて答えを導き出す寝太郎氏のチャレンジ精神は好きだな!バイクメーカー勤務の牛尾としては、痛快、刺激的、新たな可能性を感じましたよ~

牛尾です。 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 20:14 | edit



6 ■Re:無題

>旅人さん
>牛尾です。 さん

リヤカー号自体には満足しています。
ただ、周囲の環境や常識を無視してできることと、できないこととあって、小屋は前者でも、モバイル号は後者でした。

毎年寝太郎 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 19:50 | edit



5 ■トレーラーハウスの旅

>旅人さん 寝太郎氏ブログでなんと言っても圧巻なのはカブトレーラーハウス! 面白い事を実行する奴がいる!と思いました、イメージしても実行する奴はそうは居ない、、けれど寝太郎氏はやってみたねぇ!そのスタイル、自分にも出来るかしらん?とイメージしてみるとやはり幅と速度が心配事… 旅する道を綿密にプランしないととても危険で怖いし、合法だけれど迷惑かな?と考えると自分には出来そうも無い。 一昔前はカブや自転車でリアカーを牽引する姿って良く見たし、サイドカー的な荷台にガラスや畳を積んで仕事する姿も良く見たけれど、車が増えたのと、仕事用に軽トラやバンが普及して全く見なくなってしまった。と言う事は市民権もなくなり「迷惑」なスタイルって視線が辛いかも? トレーラの幅=カブの幅で走行、宿泊時にスライドでスペース広がる工夫をし次なる旅スタイルに挑戦か? 否定的な書き込みだけれど「カブトレーラの旅」めちゃ楽しそう!

牛尾です。 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 18:59 | edit



4 ■無題

またカブリヤカー号の旅やってくれ

旅人 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 13:39 | edit



3 ■一服の清涼剤。

自分は職を得て働いてますが、寝太郎さんのブログを観てとても楽しんでいます。

机上旅行で海外へ行くみたいな感じです。

今後も楽しいブログを続けて下さい。

0703 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 13:36 | edit



2 ■無題

コメ削除お疲れ様です。
今日の記事も面白かったです。

くま坊 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 13:00 | edit



1 ■コメントを削除しました

内容を読まずに機械的に削除したので、普通のコメントも削除してしまっていたら、すみません。
このだるい作業は二度としたくない。

毎年寝太郎 #79D/WHSg | URL
2012/05/09 12:11 | edit



コメントの投稿

Secret

プロフィール

最新記事

最新コメント

著書

カレンダー

カテゴリ