寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

家賃を払うのが面倒くさい  


これまで住んできたアパート・マンションは、家賃が手渡しあるいは毎月振り込みで、それがすごく面倒くさかった。


覚えていられないからカレンダーに書いとくんだけど、そうすると、カレンダーを見るのを忘れてしまう。
しかたがないから、「カレンダーを見る」と大きく書いて入り口あたりに張っておく。
でもそれもだんだん模様みたいになって目に入らなくなってくる。
結局、純粋に覚えておくしかない。


一度払ってから一ヶ月間、四六時中家賃のことを意識的に考え続けることはできない。
でも、どこかで無意識のうちに考え続けないと、思い出すことも不可能だろう。
そういうパソコンのバックグラウンドタスクみたいなのが苦手。
少しでも背後で何か動いてると、すぐ停止させたくなる。


とにかく、ものを覚えていられない。


家賃は自動引き落としにすればいいだけの話なんだけど、他にもこういうことを100個くらい楽々とできる人がいて、そういう人は、できない人から見ると、本当にスーパーマンのような人。アインシュタインよりラマヌジャンよりピカソより、ずっとすごい。


家賃を3ヶ月分くらい滞納していたこともある。
たまに思い出すんだけど、3歩あるくと忘れてしまう。
で、気がつくと3ヶ月経ってる。


じゃあ、家なんてない方がいいんだって路上に出てみれば、余計に面倒が増える。

ダンボールを隠しておく場所とか、住所が無いと何かと面倒だし、パトカーや他人の目は気になるし。

面倒が増えるのは、社会があらゆる意味でそれを許していないから。
面倒から逃れようとすると、考えなければいけないことが芋づる式に出てきて、余計に面倒になるようにできている。


夏ならそのへんにマット敷いて、蚊帳張って、星空の下でゴロっと寝れるのに、これはダメだとされている。
これまで、国外放浪、国内徒歩旅行、路上、タコ部屋、ネカフェ、ゲストハウス、山小屋、リヤカー、バイト先の休憩室でそのままゴロンなど、結構いろいろやってきた。

なんだかんだで消耗した。

それは暑さ寒さや寝床の固さで体力が消耗したんじゃなくて、調べたり考えたりするために割く脳みそが多くて消耗した。

生活水準をもっと気楽に選べるようになってほしい。


最近はずっと、都心でタダ同然で生活する方法を考えているんだけど、明らかに、それを考える時間があったらアルバイトでもして安いゲストハウスに住んだほうがはやい。




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category: お金の話

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