寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

できるところまでやってみようか  


口では迷っていると言いつつ、体のほうは鎌買って草刈りしたり、周辺を散策したりして、着々と購入に向かって歩を進めている。
金銭的な損得というより、もうここに来て何日も過ごしていて、少なからず思い出と歴史ができてしまっている。

ここ寒川は不思議な町で、藤沢、茅ヶ崎、平塚、海老名、綾瀬など、神奈川らしい都市に囲まれつつ、なぜか呑み込まれないで未だに入り組んだ細道と、住宅やら畑やらが広がっている。
南側から入っていくと、見過ごしてしまうくらい大きな鳥居があって、神社があって、町全体に結界が張られている。

日本の昔ながらの町という感じでもなく、個人的なノスタルジーを感じるわけでもなく、それでもどことなく既視感があるのは、京極夏彦か村上春樹か、どこかの空想的な小説にこんな町が出てきたような、というか、小説を読んで頭に描かれる町というのはどんな種類の小説でも現実と非現実の狭間の、つまりこんな町になってしまうような気がするからだ。

で、好きか嫌いかで言えば、好きの部類に入る。

とにかく便利なのはありがたい。
市街地では当たり前なのかもしれないが、一歩出れば100均やスーパーの数に驚く。どのスーパーにも、初回ボトル購入後汲み放題式のアルカリイオン水やら蒸留水やらがあって、飲み水の問題も簡単に解決される。
バイク屋を検索したら迷ってしまうくらいたくさん出てくる。

海まで8km。最近できたダムのせいで海に漕ぎ出せないのは残念だが、手漕ぎボートくらいは楽しめそうである。

法律的にも物理的にも少し考えただけでも難題だらけで、どこまでできるかわからないが、とりあえずできるところまでやってみようかと思っている。

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category: 土地

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