寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

いつもの朝(小屋)  


朝起きて天窓から見える景色の明るさや光の射す方向でだいたいの時刻を予想する。階下に降りてスマホを見て答え合わせをする。こういう一人遊びとか、あるいはジンクスみたいなものとか、なぜか小屋にいるといろいろ生まれてくる。

外に出て立小便の後、薪棚の前で今日はどれにしようかなと右往左往する。積まれている薪は千差万別。太いのもあれば細いのもあり、樹種も乾き具合も、表皮の厚さなんかも全然違う。なるべく相異なった太めの薪を3本ほど、たいがい桜を2本とクヌギを1本、細い小枝と一緒に抱えて戻ってくる。極太の薪の出番はまだだが、チラチラと視界に入ってくるのが嬉しい。

薪ストーブは最初の燃料の配置が肝心。これも一度として同じようにはいかない。覚悟を決めたら着火して扉を閉じ、吸気口を最大にして、あとは念仏を唱えて待つのみ。一度で火がつかないと、また扉を開けないといけないのだが、この段階では煙突がちゃんと機能していないので煙が室内に漏れる。まあ、よほどケチらない限りそういうことはないが。

ストーブが稼動したら、顔を洗って、今度はパンを焼く。薪ストーブの上で魚焼き器みたいなものに挟んで焼くと、輻射熱で絶妙に焼ける。コンロだと表面ばかり焼けてしまうが、ストーブなら中までホクホクになる。バターを塗って、こんがり焼いたベーコンを乗せて、塩胡椒を多めに振り、コーヒーと合わせて朝食。お値段は限りなく0円に近い。

P1040550.jpg

ごちそうさまでした。

ストーブの火が点いているのは、一時間くらいだろうか。部屋は一気に暖かくなる。室温は20度くらい。それから熾き火になってまた一時間、その後も余熱で午前中いっぱい部屋はゆるゆると暖かい。



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category: 小屋の日常
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コメント


Re: タイトルなし

> 輻射熱いいなあ…

骨まで暖まります

毎年寝太郎 #098mQ.iE | URL
2013/11/21 22:23 | edit



輻射熱いいなあ…

てけれっつ #- | URL
2013/11/21 21:52 | edit



塩豚どうっすかね
これからの時期なら冷蔵庫なしでも貯蔵できるかも

狸 #- | URL
2013/11/21 04:23 | edit



ベーコンでは無い物をベーコンとして食ってるんだね。(笑)

No Name #- | URL
2013/11/20 01:28 | edit



贅沢な時間の過ごし方ですね

誰にでもできることだけど
誰もやらない(やれない)ことを
いとも簡単にやってのける

そんな寝太郎さんがとてもうらやましい

黒ぬこ #- | URL
2013/11/19 10:37 | edit



ゆったりと季節を肌で感じながら過ごす時間は贅沢この上無いですね。
勤めをしていると時間に追われる毎日。

昨日の「卑しい...」は、私は卑しいとは思わないのですが。山暮らしならではの生活の知恵ではないのでしょうか。子供の頃、祖母に連れられ山の中で種々な物を拾い集めた記憶があります。その中で「どんぐり」もあります。集めたドングリを水にさらして渋抜きをし、乾燥、それから曳いて粉にして「おこげ」よろしく焼いて食べた記憶が有ります。

山の恵みなのですよ。

chiponeko #1sJb.6Hc | URL
2013/11/19 09:43 | edit



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