寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

チェンマイラム病院にキャッシュレス入院した  


最初に下痢と嘔吐をした後、水を飲んでも吐いてしまい一睡もできず、一日我慢したものの、今度はお腹がキリキリ痛み始めてまたもや眠れず、結局、海外旅行保険でキャッシュレスで診てもらえそうな病院を見つけてソンテウ(乗り合いタクシー)で転がり込んだ。チェンマイラム(Chiangmai Ram)病院という所。

自動ドアが開くと、エアコンの冷気より早く看護婦さんが寄ってきて、「お腹が・・・」しか言ってないのに車椅子に座らされた。パスポートとクレジットカード(海外旅行保険)を見せると、そこから後は全部病院側が勝手にやってくれた。僕は車椅子に座っていただけである。

通訳の方が付いてくださり、その人が保険関係も全部連絡取って手続きしてくれた。しかも、病院に着いてから、診察して、レントゲンとって、病室で横になって点滴が始まるまで、ほぼ待ち時間なし。

レントゲンによると、胃炎を起こしているらしい。先生は入院を即断された。とりあえず薬飲んで点滴打ったら少なくとも痛みは引くだろうと思っていたが、夜になっても状況は変わらない。ただの食当たりじゃないのか・・・いや、「ただの食当たり」とか「特別な食当たり」とか存在しないのでは?どんな食当たりも致命傷になりうるのではないか?

・・・ところが、夕食のお粥を食べた途端にすっぱり治ってしまった。先生の解釈によれば、吐き続けて胃の中がすっからかんになった後も飲まず食わずでいたにも関わらず、何らかの原因によって胃酸が過度に分泌されていたため、胃が荒れてしまったということらしい。

見事に「ただの胃酸過多」、むしろ「ただ腹が減って胃が痛いだけ」に近いものであった。こういうのって普通の人は、飲み会とかでハチャメチャな飲み方したりして20歳くらいで学ぶものなのかな。いやしかし、痛かったな・・・。

病室は選ぶことができて、「何でもいいです」と言ったらVIPルームに案内された。

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大型テレビ、テーブル&ソファ、バルコニー、キッチン、電気ポット、電子レンジ、冷蔵庫、バス&トイレ(別)などがあった。あとでわかったのだが、Wi-Fiも使えてしまう。

スタッフの数もすごく多いし、退院時は車で宿まで送ってくれたし、こういう変に恵まれた環境って絶対どこかに皺寄せが行っているはずで申し訳ないなと思うのだが、まあ、もうそういう局所的な状況に居るのだからありがたく享受させていただく。テントや小屋暮らしをベースにしていると、入院の病室とか、安宿の部屋とか、住み込みの寮とかが、どれも天国のような特別な時間に思えてくるのだが、今回は正真正銘のブイアイピー。

僕はこれまでに計3回、クレジットカード付帯の海外旅行保険のお世話になった。昔、中国で発熱して咳が止まらなかったとき、タイでデング熱に罹ったとき、そして今回の食当たり。

カードの種類によって、そのカードで航空チケット等を購入した場合のみ海外旅行保険が付帯する場合(利用付帯)と、無条件で付帯する場合(自動付帯)とがある。僕は利用付帯のクレジットカードだったが、航空チケットのレシートPDFをメールで送信したらキャッシュレス(お金の遣り取りは病院と保険会社のみ)で済んだ。「日本国内に居る時点で購入したチケット」という条件だった。

もちろん適用条件さえ満たしていれば事後請求でよいのだが、それを証明するのが厄介で、自分で書類を揃えようとすると相当面倒だし、病院側が「クレジットカードの保険?何それ?」という感じだとさらに大変である。僕も、他にもいくつか小さな病院にお世話になってレシートだけ取っておいた分は結局諦めた。長期の旅行ならば、キャッシュレスで使える条件を予め調べて準備しておいて、病院も外国人客に慣れているそれなりのところを選ぶのが吉。

前も思ったのだが、このクレジットカード付帯の海外旅行保険というのは、どうやって黒字を出しているのだろうか・・・。

あと関係ないが、英語が少しでも不安な人は、自分の病歴やアレルギーや諸々を書いたメディカルシートを一枚、予め用意しておくと、胃酸に蝕まれた状態で問答する手間が省ける。僕は当日に至るまでの症状も紙に書いて医者にビシッと見せて終わりにした。その方が楽だし正確だもの。

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達筆をお許しください。




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