寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

「一生留守にしておける家」を建てたい  


自分の小屋暮らしにおいて、狭さとか、生活の不便とか、暑さ寒さとか、虫とか、コンポストトイレの(見た目の)汚さとか、そんなものは苦でも何でもないし、こんな適当な屋根でも雨漏りはないし、経年劣化や腐食や虫食いも今すぐにどうというわけでもないが、唯一にして最大の問題はカビだと思う。それは自分の経験から言ってもそうだし、特に他の人の話を聞いたりブログを読んだりしていてもそう思う。自分の小屋はビギナーズラックなのか何なのか、ずいぶんマシなほうだと思うのだ。

僕が最初に建てているときの目的だった「一生寝転がっていられる」のは確かにその通りで、人が住んでさえいれば問題ない。それは僕が5年近く住んでいてそう思う。

しかし、「一生留守にしておける」かというと、そんなことはない。それは僕が小屋を建てていた時にはあまり思い至らなかった観点であり(と言うと、他の問題点は思い至っていたかのように聞こえるが、他の問題点については思い至らなくとも比較的何とかなるものばかりであるというだけのこと)、しかも「一生寝転がっていられる」のと同じくらい重要なのだ。

それで、自分の小屋はいずれ建て直さなければならないと思っている。本当は屋根か床が抜けるまで住んでみたかったが、カビだけはどうしようもない。時期は、おそらく冬が明けてから、次の梅雨に入るまでのいつか。

僕が今でも小屋に興味があるのは、他人のためではなく自分のためである。自分がもう一度建てなければならないと思っているから、今でもアンテナを張っている。

次は「一生留守にしておける」ことを主眼において建てたい。「一生留守にしておける家」は、電気無しで可能なのだろうか?山の中の土地でも遂行可能だろうか?スモールハウスのサイズで可能なのだろうか?基礎と基準法はどうしたらいいのだろうか?いろいろ勉強しなければならない。

専門家の建てた小屋などを見てみても、いろんなデザインや、環境性や、あれができるこれができる、「住める」ということはわかるのだが、「住まなくてもいい」かどうかはよくわからないことが多い。本当に解説して欲しいのは、そういう素人が頭で考えてもよくわからないところなのだ。

カビ対策以外にもやりたいことはたくさんあって、純和風の庵にしたいし、大きなガラスを使いたいし、デッキが欲しいし、薪ストを組み込みたいし、便器を介さずにダイレクトに土中に還元されるトイレシステムを作りたいし、、、etc。

同時に、お金をかければ理想を実現するのは簡単だが、どれだけ安くできるかが勝負。最初に建てたときは怖いもの知らずで、選択肢も限られていたし、何しろ基準がダンボールハウスだったから楽だった。次はいろいろ迷うだろうなぁ。




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category: リフォーム

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