寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

カセットコンロが必要になる瞬間  


前世代的な道具を使って遂行される小屋暮らしでも、イザというときにそれらの上位互換ツールに頼れるかどうかで、難易度が全く変わってくる。たとえば、薪ストーブの上位互換ツールは石油ストーブだし、ソーラー(これは次世代か)の上位互換ツールは市販電流だし、沢水や井戸の上位互換ツールは水道だし、バイクの上位互換ツールは車(下位互換ツールは自転車)。

外出するとわかっている朝は薪ストーブを稼働させるより石油ストーブで済ませたい。常日頃はバイクで良くても、雨の日にバイクで出かけるのは面倒くさいし、雪や強風だと使えなくなるし、屋根がある車があったらなぁと思うこともしばしば。一年のうち350日をバイクで生活するのと、365日をバイクで生活するのとでは、難易度としては何倍も違う。

また、小屋自体の上位互換ツールとして実家やアパートがあれば、イザというときにリセットすることができる。やはり、一年のうち350日を小屋で暮らしてイザというときに安全な場所でリセットするのと、365日全てを小屋で暮らすのとでは、雲泥の差である。(これに関しては僕のように、ネカフェや旅行などを上位互換ツールの代替とする方法もある。するとどんなボロ宿でも天国のように感じる)

365日毎日三食必ず抜かりなく家族に食事を提供する主婦が如何にすごいかということである(?)。

僕は持っている上位互換ツールもあるし、無いものもあるし、別に上位互換ツールを持った方がいいと言いたいわけでもないし、逆に上位互換ツールを持つのがズルいと言いたいわけでもない。ただ、事実として、保険なしで全体性を考えようとすると、途端にいろいろなことを緻密に確実に考えたり計画したりしなければならなくなって、精神的にもしんどい。

ロケットストーブの上位互換ツールはカセットコンロで、日常的にロケットストーブを使っているとカセットコンロがいかに便利かということが身に沁みてわかる。

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一日のスパンで言っても、全部ロケットストーブでまわすことも不可能ではないが、カセットコンロを組み入れていった方がずっと楽である。例えば、夕方ご飯を炊いたりしてロケットストーブで一通り炊飯を行った後、残った火の上にヤカンを置いておくと、食事が終わる頃にはそこそこ熱いお湯ができている。しかし、そのお湯を沸騰させるためにそこからまたロケットストーブを稼働するとなると一苦労である。だから最後の沸騰はカセットコンロのあの青い火に任せる。すると一瞬でおいしいコーヒーが飲める。これは一例だが、こういう瞬間がいくつもある。

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このアナグマ、ずっと向こうの方から律儀に林道を歩いてきて、写真を撮ってもこちらをチラチラ見るだけで逃げる素振りを見せないし、この後も道なりに歩いて行って、後ろから付いていくとたまに止まって振り返って待っていてくれる。付いておいで、と言ってるかのよう。小屋が見えなくなるくらいまでついて行ったところで突然姿を消してしまった。きっとそのあたりに金か銀かあるはずなのだが、点在するこごみばかり。日本昔話は作り話だったのか?

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昨日採取したゼンマイ、一晩漬けておいたらこんな毒々しい色に・・・。

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ゼンマイ炊き込みご飯を作ってみたが、まだ少し苦い。苦いだけじゃなくて、昨日煮沸しすぎたのか、歯ごたえが全く無い。こごみは適当な大きさの皿が無かったフレンチスタイルで盛り付け。




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