寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

  


今朝は免許更新のために県庁所在地の免許センターまで行くつもりで起きた。そして、面倒くさくなってやめた。

市街地へ行くことで小屋暮らしの流れが途切れてしまう。例えて言うなら、小説を読んでいる途中で仕事が入るとか、旅の途中で一度家に帰るとか、人生の途中で一度死ぬとか、そういう種類のことである。

小屋で生活しているときと都会で生活しているときとでは、思考回路が全く異なる。たまに都会へ行くと、溢れる物的資本と、それを(中身を知らなくても)うまく使えるように整えられた記号、それからその記号の扱いに熟達した人々、そういうもので頭がクラクラする。

この免許更新というイベントの何もかもが嫌で嫌で、ずっと先送りしてきたのだが、そろそろタイムリミットが近付いてる。

それで結局、また薪を拾ってきて適当な長さに手鋸でカットするなどしていた。

P1080262.jpg

この鋸には持ち手のところに線が引いてある。鋸の先端から線までがカットするべき薪の長さである。この長さは何によって決まったかというと、うちの薪置き場の棚の幅によって決まった。棚の幅は、ほとんど偶然的に決まった。すなわち他の家には絶対に存在しないドメスティックルールである。

誰でも間違いなく使いこなせるように気を配られた都会文明とは違って、うちにはこういうルールや注意点などがたくさんある。たぶん他の人がうちに住んだら不便どころか怪我をするかもしれない。この小屋で生活する技術においては僕がダントツで世界一である。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: ■未分類
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

プロフィール

最新記事

最新コメント

著書

カレンダー

カテゴリ