寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

お金が必要  


昨秋、原稿を大方書き終えた頃、河川敷でこんなようなカヤックを買おうとしていて、

kay0101003e38397e383ade38386e382a6e382b9e58699e79c9f1_r.jpg

あそこだったら普通に水揚げして自分の土地に置いておけばいいわけで、カヤックがあれば中洲に上陸して農地開拓できるかなり上流のほうまで漕いで行って楽しめるかなと思い、ヤフーオークションで購入寸前までいったのだが、ちょうどその頃どうやら僕の頭はおかしくなってきたようで、カヤックどころではなくなって、結局一旦東京へ出てきたのだった。

DSC_1851.jpg

カヤック計画は頓挫したのだが、河川敷の土地はとても気に入っていて、実際は今使っている面積よりもずっと横に広く使えるので、改めて河川法を見返しながら、思い切って別荘でも建ててみようかと思って河川管理事務所に相談したのだが、河川区域における工作物設置というのはいわば、建築における建築確認(基本的にOK)ではなく建築許可(基本的にノー)のようなもので、いやそれよりずっと厳しいようで、「周りにけっこう作業小屋みたいのも建ってるんですけど」と食い下がってみたものの、「ああいうのは全部違法です。大きなものから、水に近いものから、指導しているところです」と言われて、とにかく百パーセント無理ということで許可申請を出すまでもなく一蹴されてしまった。

他にも最近いくつか畑に使えそうな土地を見に行ったりしていて、なかなかいいかなと思って登記謄本を取ってよく見たら担保に入っていたりして、まあインターネットから探しているようでは自分だけがそんな掘り出し物の物件に巡り合えるわけがないのだが、なにひとつうまくいかないもので。

ちょっと小屋建てて土いじりしたいだけなのに何十万、何百万も払わなければいけなくて、そりゃあ開拓民ではあるまいしゼロからやるわけにはいかないのだが、結局土地とか道具とか、現行経済の決める値段で買わないといけないわけで、そのあたりの個人としての収支を考え始めるとどうせろくな数字は出てこない。

まあ、あんまりコストパフォーマンスだけで物事を考えると、安アパートと100均とスーパーと図書館くらいの最大公約数が出てきてしまうわけで・・・。そういえば、世界で初めて自宅にソーラーパネルを導入したのは『スモールイズビューティフル』『宴のあとの経済学』の著者シューマッハで、当時の費用対効果を考えたらお話にならないのだが、もちろんそこにはシューマッハ個人の収支では量ることのできない意義があった。

えーと、何の話だっけ。

そう、とりあえずお金が必要なので、やはり自分の過去の遺産を掘り返してきて、家庭教師なんかをやっていくしかないのかなと。だいぶ深い地層を掘り返す必要がありそうだが・・・。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: お金の話
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

プロフィール

最新記事

最新コメント

著書

カレンダー

カテゴリ