寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

薪ストーブの一酸化炭素中毒についてなど  


狭い小屋での薪ストーブ。心配なのが一酸化炭素中毒。特に一酸化炭素は空気より軽いため上に集まる、となると熾火になった就寝時のロフトなんかが心配である。

おまえの小屋は心配するほど高気密に作られてないだろという指摘はさておき、念には念を入れて、念々々のため、一酸化炭素検知器を設置してある。いくらか忘れたが、そんなに高いものではない。モノの良し悪しはわからない。

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この検知器、ちゃんと働いてくれるのはいいのだが若干ワーカホリック気味なところがあって、ちょっとカセットガスコンロを使っただけでアラームが鳴るし、煙突が強く機能していない状態で薪ストーブの大扉を開けてもやはりアラームが鳴る。一酸化炭素は主として不完全燃焼で生じるものであるから、なぜ扉を開けた時に鳴るのかはよくわからないが、とにかく経験上は鳴る。しかも、非常にうるさい。静かな雑木林の中であることを加味しても、耳をつんざくようなピープ音が鳴る。


肝心の就寝時だが、薪の量や火力にもよるが、やはり少しは一酸化炭素が漏れるときがあるようす。普通に使っていれば鳴らないが、たとえば、一例として、ちょっと焚きすぎて寝てしまい汗だくで0時頃に起き、その後熾火にして4時間ほど経ち、熱も弱まり煙突がそこまで機能しなくなった頃に、アラームが反応した。つまり、夜中にピーピー叩き起こされるのである。数値はだいたい50ppm。参考までに、

100ppm 数時間の呼吸後でも目立った作用はない。
200ppm 1.5時間前後で軽度の頭痛を引き起こす。
400~500ppm 1時間前後で頭痛、吐き気、耳鳴り等を起こす。
600~1000ppm 1~1.5時間前後で意識を失う。
1500~2000ppm 30分~1時間前後で頭痛、めまい、吐き気が激しくなり、意識を失う。
3000~6000ppm 数分で頭痛、めまい、吐き気等が起こり、10分~30分の暴露で死亡。
10000ppm 直ちに意識喪失、死亡。
参考:理研計器

また別のページでは、一酸化炭素濃度をc(ppm)、暴露時間をt(hr)として、ct<300では影響は少ない(参考:日本中毒情報センター)ということらしい。

50ppmという数字をどう判断していいのかわからないが、まあそれがずっと続くわけではないし、許容範囲なのかなというところである。

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さて、これまで一度も大きなゴミを捨てたことが無く、捨てられないゴミは外でブルーシートにくるんで蟻や蛇にお宿を提供したりしていた。たとえばカーペット、コンクリ片、ペール缶、穴だらけのブルーシートなどなどである。さすがにいろいろ増えてきて、一念発起してリヤカーでゴミ処理施設に捨てに行くことにした。

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連結はこんな感じである。ちょっと頼りないが、まあ一日だけのことなので。

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ゴミの処理費用は、60円/kgだった。あぁすっきりした。

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それから薪を補充したり。

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澄んだ空気と山の稜線の美しさ、雑木林の落ち葉を踏みしめる感触、ときおり横切る動物、生の火と煙の匂い、夜の静けさ、そういうものが一挙に手に入ったので、人以外のことに関してはもう、どこか遠くに何か美しいものを求めたりすることは無くなった。そのへんの雑木林というのは平凡なものだから写真に撮って誰かにその美しさを納得させることのできる類のものではないが、だからこそ無限に興味深く、無限に美しい。ちょっとこじつけだが、実存としての雑木林と、本質としての雑木林。まあこうやって言葉にして伝えることでせっかくの実存が少し削がれてしまうのだが、それは読者の皆さんへのおすそわけということで・・・




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