寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

小屋暮らしの日常(夏)とFAQ  


このあいだ小屋に帰ったのが6月の梅雨入り直後だったので、約一か月ぶり。


・小屋暮らしの日常をダイジェスト動画で

小屋暮らしって、こんな感じ。



どっぷり小屋で暮らしている最中には、作ったものを写真に撮ったり一日の終わりにブログを書くくらいのことはできても、リアルタイムで何かを記録する気にはならない。逆に東京に居を構えて少し小屋暮らしと距離ができた今、動画を撮った。また冬に撮りたいと思う。


・非日常の昂揚

月一でたまに帰る小屋は、もはや「暮らし」ではない。小屋に帰るとフッと体の調子が良くなったり頭が冴えてきたりするが、これには非日常の昂揚感や緊張感・精神集中が混じっており、それはたとえば山登りの昂揚感や緊張感・精神集中と同じであり、日常としてのそれではない。ただ、こうした大小の環境の変化による昂揚感をうまく積み重ねながら生きてゆくのが普通なのかもしれない、と思ったりもする。


・恋人結婚どうする問題

これは、よく聞かれる&話題になるのだが、自分の小屋暮らしは、伴侶を得て子を産み育てるといった「家族物語」とは関係ないところに浮遊しているので、小屋暮らしがそうした物語の中のどこに位置付けられるかと問われても、何も答えがない。


・「虚しい」問題

よく聞かれる&話題になる問題をもう一つ。全てが虚しい・無価値ならば、生きることも無価値であり、したがって死や自死に直結するのではないか、というような種類の質問がよく来る。論理的には正しいが、論理に従って生きているわけではない、というのが簡単な答え。

少し踏み込んだ答えとしては、価値が有る無いという視点は生の内部でのみ意味を為す視点であるから、「全てのものは無価値である」と言ったときに、その全てのものに「生そのもの」は含まれない(このことは単純な一階の論理構造からはわからない)。だから、無価値でもとりあえず気にすることはない。


・アニメ映画に書影が映るとか映らないとか

近日公開の『未来のミライ』(細田守監督)というアニメ映画に、拙著『スモールハウス』の書影が映るとか映らないとか(たぶん本棚の一冊とかじゃないかな)。映画見る人いたら探してみてください。


・畑

ジャガイモは失敗かもしれない。芽かきはしたが、草取りが不十分で、イモが大きくならないままに葉が枯れて収穫時期になってしまった。自分で食べる分にはいいが、売り物にはならないだろう。やはり東京から通うのは無理があったか。

P1040418.jpg

枝豆は順調。枯草が倒れたままのところへ食用大豆をワーッと撒いて、覆土すらしなかったが、雑草にも負けず大きくなって花も咲いた。

P1040430.jpg

畑も含めて、何がどうなってゆくのか、全然わからん。




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category: 小屋の日常
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コメント


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# | 
2018/08/16 21:36 | edit



Re: タイトルなし

まったくその通りだと思います


> 状況は違うものの自分とよく似たことを考えておられてびっくりしました。
>  
> 私はいつもどうせ死ぬのであれば生きる意味自体あるのだろうか、といった虚無にとらわれます。高村さんは、その問いは価値が生の中でしか規定されないものであるから、その枠組みの外にある生自体の価値を判断できないという意見はなるほどと思います。
>
> 一方でそれは論理としては正しいものの、それが体感として納得感がないからこそ高村さんも虚無を感じるのではないかと思いますがいかがでしょうか?論理的には正しいが人は論理に従って生きるのではない、というご自身の意見がここで自分に返ってくるように思います。
>  

寝太郎 #- | URL
2018/08/15 11:24 | edit



ブログが大変面白かった(興味深かった)ので、昨日本を探しに行きました。
「自作の小屋で暮らそう」と「スモールハウス」があったので両方買い、一気に読んでしまいました。面白かったし、自分の嗜好や価値観を再確認したり、今迄のモノとの関係について思いを馳せたりして、久しぶりに読書で満足しました。ありがとうございます。
解説の佐々木さんも書かれていましたが、寝太郎さんご自身が私には興味深いです。
語彙の選び方や文章(から窺える人柄)がとても好きです。
また別の本も読みたいと思っています。

beach #- | URL
2018/08/02 23:04 | edit



状況は違うものの自分とよく似たことを考えておられてびっくりしました。
 
私はいつもどうせ死ぬのであれば生きる意味自体あるのだろうか、といった虚無にとらわれます。高村さんは、その問いは価値が生の中でしか規定されないものであるから、その枠組みの外にある生自体の価値を判断できないという意見はなるほどと思います。

一方でそれは論理としては正しいものの、それが体感として納得感がないからこそ高村さんも虚無を感じるのではないかと思いますがいかがでしょうか?論理的には正しいが人は論理に従って生きるのではない、というご自身の意見がここで自分に返ってくるように思います。
 

もち #- | URL
2018/08/02 10:43 | edit



アルプスの少女に登場する あのお爺さんオンジとか言ったかなあ のアルプスの山の中の生活みたいでいいです。
誰とも話さず静かに暮らしたいと思う僕にとっては この静けさはよいです。

でも かなり寝たろうさんは虫に食われてそうです。
脚をかく場面が出てきました。

次回はせめてボカシくらいにして 寝たろうサンのフルヌードを公開していただくと僕のような寝たろうファンが もっと増えると思うので宜しくお願いします。

恋は雨上がりように #- | URL
2018/08/02 08:01 | edit



小屋暮らで一番気になる

夏の小屋暮らしって、小屋の中や外で蚊に刺されないですか?

No Name #- | URL
2018/08/01 06:56 | edit



前ブログからの読者です。
アエラに載るみたいですね。

2010年から寝太郎ブログ~って書いてあってびっくりしました
そんなになりますかね、カレー事件(?)でブログ移転してきたのも懐かしいです
まあお元気そうでなによりです。

暑いのでご自愛ください

一読者 #- | URL
2018/07/31 13:41 | edit



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# | 
2018/07/30 19:47 | edit



以前、足にヒルがくっついてたのを見た記憶があるのですが、
今も素足で水場付近を歩くとやられているのでしょうか?

らん #- | URL
2018/07/29 08:06 | edit



以前、足にヒルがくっついてたのを見た記憶があるのですが、
今も素足で水場付近に行くとやられてるのでしょうか。

らん #- | URL
2018/07/29 08:04 | edit



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# | 
2018/07/19 14:29 | edit



ペヤング食べたくなった

ちょっと #- | URL
2018/07/19 13:53 | edit



ステキな動画ですね!
生活音が心地いいです。
ひぐらしの声は切ない、、、

りく #- | URL
2018/07/19 07:15 | edit



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# | 
2018/07/19 01:08 | edit



小屋暮らし、音が素晴らしいですね

カプセルマン #- | URL
2018/07/19 00:36 | edit



草取りできないならマルチしようよ。
でもイモが肥大しないのは草の問題ではないと思う。

りうか #MrRWnLfM | URL
2018/07/19 00:26 | edit



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