寝太郎ブログ

2月10日文庫本発売→『自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)』

山菜飽きてきた  


長期間小屋を離れているときいつも頭に浮かんでしまうのが、ロフトの梯子の昇り降りと、ソーラーシステムのインバーターのスイッチをオン・オフする感覚と、それからロケストの音や煙の匂い。

長期でなくとも一日でもロケスト使わない日があるとなんか物足りない。「あれ今日、なんかやってない気がする」みたいな。どうもロケスト中毒らしい。

昨日一日雨でロケスト使えず、ロケストじゃないとどうもご飯を炊く気力が湧かなくて(ガス代けちってるのもあるが・・・)、水炊きの中にすいとん(小麦粉練って丸めたやつ)を投入して済ませた。

それで、今日は鬱憤を晴らした。

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タラノメはもちろんのことだが、今年はつくしのうまさ、ご飯との相性の良さを再確認できたのがよかった。ほんのうっすらアルカロイド(植物毒)が入ってるあの感じが堪らない。

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こごみはあれよあれよという間に背が伸びて、もう葉っぱの巻きもほとんど開きかけている。たくさんあるのにタイミングが一瞬だから全然食べられない。

タラノメの天ぷらも、コゴミの水炊きも、つくしの佃煮も、どれも美味しいのだが、一週間続くとさすがに飽きてきた。今食べたいのは、ビッグマックと東京チカラめし。




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category: 山菜・野草

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ネズミ型人間  


山菜採りなんてのは生身の人間に教えてもらうものであって、僕みたいに図鑑とスマホ持って、闇雲に山へ突撃して歩き回っても、結局なにもわからない。

今日は、とりあえずコシアブラだけは見逃さないように、写真も頭にインプットして行ったのだが、もうどの新芽もコシアブラに見えてきて、コシアブラノイローゼになって帰って来ただけだった。

どうして自分はこんなに、人から人へと伝わる文化から断絶しているのだろう。地球には自分一人しかいないみたいに、ネズミみたいに全部ゼロから試しては失敗して、ほとんど何も為さずに終わる。この非効率的な山菜採りは、自分の特性と生き方をモロに反映している気がする。

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まあ、山歩き楽しかったけど。

そういえば、昨日の写真はどうやらタラノメではなくアクダラ(ハリギリ)だったようで、「見事なオダラ」なんて書いてしまって、恥ずかしさのあまり昨晩はよく眠れた。

今日改めて周囲を散策したところ、だいたい五分五分くらいでタラノメとアクダラとあるようだった。

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左がアクダラで、右がタラノメ。見分け方は、あんまりトゲトゲがごついのはアクダラの可能性大。そして、芽の形がとんがってるのがアクダラで、丸いのがタラノメ。たぶんこれで合ってると思う。判断は自己責任で。芽が伸びてからの見分け方は知らない。どっちにしても天ぷらにして食べればうまいので問題無し。

写真撮ってたら、少し離れたところをビニール袋と高枝切りバサミを持った男性が通った。もしやと思って、奥のほうを見に行ったら、ほとんどちょん切られてた。ちょっと早過ぎやしませんか・・・。

競争があることを知って興が冷めてしまった。採取する日まで自然の営みに任せて、何も気にしなくていいのが山菜のいいところなのに、今年はちょっと早く行ってみようかとか、まだ小さいけど今採らないと採られちゃうとか、高枝切りバサミ買ったほうが有利とか、んなこと考えたくない。

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そういうわけで、僕はやっぱりツクシ派。競争率低いのがいいよ。

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現地で図鑑を開いたら「緑のスギナはあまり食用にはしません」と書いてあったので、「食べようと思えば食べられます。競争率低いです」とBライフ的に翻訳して、たくさん採取してきた。

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けれども、どうやら乾かして煎じて薬用茶として飲むくらいしかできないらしい。健康な人間には薬は要らんので、捨てる。

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天ぷら粉も油もケチケチで、ほとんど炒めたみたいなタラノメの天ぷら。糠漬けは、人参、大根、ナス、セロリ。ごちそうさまでした。




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