寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

放浪準備  


気兼ねなく長期間留守にしていられるように、いくつか手続きをした。

・確定申告

先日帰国した決定的な理由がこれ。確定申告。よって今回e-taxの準備をしてきた。
住基カードを作成して、電子証明書を取得。合わせて1000円で、役所に行ってすぐその場でできる。アマゾンにてICカードリーダを購入(1730円)。

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あとはクライアントソフトをダウンロードすれば準備完了。ただ実際、源泉徴収票などは未だに郵送のケースが多いので、収入源によっては完全にオンラインでは難しいかもしれない。


・税金、保険料

たった半年間留守にしていただけで健康保険の督促状が何枚も届いてて、最後の葉書には「もうこれで最後です、これで払わなかったら財産差し押さえますよ」とまで書かれていた。そういえば飛行機で隣に座ったyasuさんという人も、税金関係は全自動化してあって3年間ほど日本に帰っていないと言っていた。

今さらながら、自動引き落としにしてきた。これは金融機関カードを持って窓口へ行って手続きしただけ(無料だが、地元の銀行か郵貯しか受け付けてなかったりする)。

ちなみに、年金はいまのところ全額免除だが(今年は厳しいかな・・・どうだろう)、将来的に保険料が発生した場合、自動引き落としにされると逆に困るので、現状維持。

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・CITIカード

クレジットカードに付帯の海外旅行保険は、日本を出国してより90日間が普通。渡航中に延長することはできない。CITIカードであれば、渡航中に何か旅行関係の支払いをしてから2か月間の海外旅行保険が適用されるので、VISAカードなどと合わせれば計5か月間になる。

年会費3000円かかるので迷いながらも申し込んだものの、結果的に審査で落ちた。基準が年収200万円以上らしい。


・スマートフォンのSIMロック解除

タイに限って言えば、現地SIMカードを使っていない旅行者のほうが珍しく、「無線LANだけで、SIMカードは使ってないよ」というと、どうやって友人と連絡を取るのかと驚かれることが多い。

七ヶ月間無線LANだけでやってみて、不可能ではないが、そもそも現地SIMカードは意地を張るような価格じゃないし、SIMカードがあるに越したことはないと思った。よって、スマホのSIMロックを解除。


・口座、クレジットカード

あとは、銀行口座やクレジットカードのオンライン取引や契約内容などの設定をゴニョゴニョ。こういうのはあまり書かないほうがいいのかな・・・。まあ要は、何かあった時にちゃんとオンラインで手続き可能なように、資金切れにならないように、あるいはクレジットカードの契約内容で損をしないように。


* * *

いろいろとデジタル化・オンライン化への過渡期にあって、苦労して部分的にデジタル・オンラインの恩恵を受けたとしても肝心なところで結局紙が必要になったりとか、今一番面倒くさいときという気がする。源泉徴収票のこともそうだし(オンラインで可能な場合でも、デフォルトでは郵送されてきたりする)、たとえば住基カードに必要な顔写真なんて、デジカメやスマホで撮って、サイズ加工して、いちいちセブンイレブンで印刷して、それを役所に持っていて、結局役所でまたスキャナで読み取る。何をやってるのだろうか・・・。


あとは家の湿気対策だけだー。




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日本が恋しい  


日本が恋しい。こういう気持ちになったのは初めてである。正確には帰国を決めてから日本の生活をあれこれ想像するようになって、途端に恋しくなってきたというべきかもしれない。

いずれにしても、今僕の頭にあるのは温かいご飯と味噌汁である。東南アジアにもご飯はあるが、日本のご飯とは別の食べ物である。

今はどんなに美味しいタイ料理よりも、モチモチのご飯とだしの効いた味噌汁を食べたい。あれを100円以下で食べられるのだから、日本は良い国である。異国の料理も確かに美味しいけれども、毎日食べるのなら断然日本食である。体が一番安心して落ち着くのは、日本食である。


少数ながら複数の国や地域を見てきて、各々に流れる空気は幾つかのエッセンスに分けられるように思えた。

第一に、洗練された文明と人間の秩序の空気。第二に、自然と一体化した生活の空気。第三に、無数の人間の臭いが混ざり合ってできる混沌の空気。第四に、宗教的な恒常性と静謐さによって支配された空気。

タイの都市部には圧倒的に第三の混沌の空気が流れていて、それから生活の一部として習慣化された信仰心も垣間見られる。人、人、人、プミポン国王、人、人、人、プミポン国王、、、

一方、自分は明らかに文明の秩序の中で育ってきた。だからこそその反動で、自然や混沌や宗教性に憧れないしは興味を抱く。今恋しいのはその文明の秩序、もっと言うなら記号に対する信頼性である。

僕はたまに、自分と同じ記号を用いている人間の存在、つまり日本人が鬱陶しくなることがあるが、今は慣れ親しんだ記号が恋しい。


東南アジアで暮らすのは表面的にはイージーで、パスポートを持って飛行機に乗ればそれで終わりである。しかし、本当に表面的な決まりきったことしかできない。少しでも踏み込んで生活しようとすると、途端に難しくなる。

その点、日本は最善最適の選択肢を自分で選ぶことができる。だから、いくら物価が高かろうが、日本人なら日本にいるのが一番ローコストである。


自分はあまり環境に左右されない人間だと思っていたが、今は日本が恋しい。




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