寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

お天道様のあるうちに 南魚沼~十日町  


昨晩は謎のキャンプ場でひもじい思いをしながら就寝。そして6時起床。

P1000823.jpg

いつにもまして洗濯物がプラネタリウム状態。

P1000825.jpg

しかし夜露でぐちゃぐちゃである。何のために干しているのか。結局、甲羅干しに。

P1000829.jpg

こちらのトンネル、光が入っている部分に排気ガスの微粒子が見える。トンネルは危険だし排気ガスまみれだし、本当に嫌だ。

P1000834.jpg

心配していた八箇トンネルには一段上がった歩道があってよかった。段差があるのとないのでは安心感が全然違う。

P1000839.jpg

昨日の昼からろくに食っていない。何もない山道にポツンと食堂があったので開店まで待つ。

P1000842.jpg

待ち時間もガンガン充電。ちなみにこのソーラーチャージャーは16Wで重量450g。こうしてまともに日向に置けるなら10000mAhのモバイルバッテリーに一日でフル充電できてスマホとパソコンには十分なのだが、バックパックにぶら下げて条件が悪くなると、スマホで情報収集しながら旅をするくらいなら十分だが、毎日ブログを書いたりするのは少し厳しいかもしれない。

P1000844.jpg

偶然にもオリンピックの開幕式を食堂のテレビで見ながらチャーハンセットを平らげて、再び山道を進む。しかし、暑い。

P1000776.jpg

これは昨日の気温だが、昨日よりさらに暑い気がする。休もうにも木陰がない。ようやく観音様のお堂の傍らに日陰を見つけて、アルミマットを広げて意識朦朧とすること軽く3時間。どこからか歌が聞こえる。



人の声というのは、本質的に歌なのだと思う。

おばあちゃんの歌で少し元気が出て、またトボトボ山道を歩き、日も暮れかけた頃、昨晩グーグルマップで見つけた「ギルドハウス十日町」にお邪魔する。

ss86.jpg

「住み開き」というメタコンセプトの一つだそうで、シェアハウスとゲストハウスのあいのこのような、住人と訪問者の境界線が限りなく曖昧な、そういう空間だそうで(布団に倒れ込んで朝早く出てきただけなのでよくわかっていない)。一銭も払わずいろいろチャージさせていただいたが、目の前の人間から無償で何かを受け取るということに戸惑いを感じてしまう現代人の僕であった(自分がやる側なら全然いいのだが)。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 歩き旅
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

六日町300円キャンプ場 越後湯沢~南魚沼  


朝5時半起床。夜露がびっしり。

P1000766.jpg

洗濯物に埋もれて原型をとどめていないが、一応僕のバックパックである。

P1000775.jpg

立ち寄った中華料理店で「歩きながら食べて」とミニトマトをいただく。「歩きながらたまに休憩したときに食べて」なのか本当に「歩きながら食べて」なのか悩ましい。ちなみに歩きながら何かを食べることはまずない。

ss85.jpg

南魚沼市中心部の信濃川沿いでキャンプ地を探そうと思っていたが、グーグルマップで「キャンプ場」検索をかけたところ、市街地より2kmほど西へ入ったところに「上の原キャンプ場」というのがある。どうやら300円で泊まれるようである。寄ってみるか・・・。

P1000787.jpg

また地図を読み間違えたというか、読み飛ばしたというか・・・。キャンプ場はかなり高いところにあった。

P1000784.jpg

照明の一切ないトンネルを通り・・・

P1000797.jpg

近くの「ひいらぎ山荘」で受付を済ませる。

P1000801.jpg

キャンプ場到着。謎の多いキャンプ場であった。

P1000803.jpg

謎その一、全体が斜面になっていて、フラットな場所がほぼ存在しない。かろうじて僕がテントを張ったあたりが平坦と言えなくもない(あと少し離れた奥のあたりはオートキャンプの人がいたのでもしかしたら平坦な部分があるのかもしれない)。Wifiが付いてようが、ジャグジー風呂が付いてようが、砂金が撒かれていようが、平坦でないキャンプ場はキャンプ場としては落第点である。そもそも一体どうしてここをキャンプ場にしようと思ったのか・・・。

P1000806.jpg

P1000815.jpg

謎その二、足湯があるが熱すぎて足を浸けられない。

P1000819.jpg

謎その三、ほぼ売り切れでコーヒー一択の自販機。

P1000820.jpg

謎その四、やたらと綺麗なウォッシュレット。Toilet seats have bidet functions even at camping sites in Japan!! Japan sugoi!!

P1000809.jpg

水場もあるし、山荘の人はとてもいい方だったが、少なくとも徒歩で寄る場所ではなかった・・・。

P1000811.jpg

愛靴にも申し訳なかった。

P1000814.jpg

特に売店もないので、食料確認。緊急食SOYJOY、メロンキャラメル(残り一粒)、朝食で買いすぎてしまったおにぎり一個(偶然)、中華料理店でいただいたミニトマト(偶然)。今夜はミニトマトばかり食し腹を下してあの豪華なトイレ、そうかそういう天の計らいか・・・。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 歩き旅
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

徒歩でトホホ・・・ 苗場~越後湯沢  


朝五時にバチリ目が覚める。

P1000719.jpg

バス停泊は快適だったが、銀マット二枚では、いかんせんコンクリの固さをごまかしきれなかった。

P1000343.jpg

二枚の銀マットのうち、一枚は100均(の150円品)のもので、普段はテント本体の下に敷いている。もう一枚はCAPTAIN STAGの8mm厚のもので、これはテントの上、寝袋の下。本来60cmほど幅があるが、邪魔そうだったので45cmくらいにカットした。銀マットの厚さが野宿の快適さを決めると言っても過言ではない。8mmでは力不足と感じることしばしば。

P1000720.jpg

幅45cmだとこんな感じでちょうどバックパックおよび体の幅にフィットする。荷物をまとめて、5時半には歩き出す。

P1000721.jpg

バブルでもなければ冬でもない、苗場スキー場。

ss84.jpg

今日も今日とて17号線。市街地のように道の選択肢があるわけではない。ひたすら幹線を歩むのみ。

P1000738.jpg

苗場から越後湯沢まで15kmくらいだろうか、道沿いに延々と大きくなったワラビが生えていた。僕の小屋近辺ではワラビは一本ずつ探してようやく一束採れる程度だったが、あるところにはあるのだなぁ。

P1000731.jpg

トンネルがたくさんあってどこも歩道が狭いのだが、この二居(ふたい)トンネルは特に最悪だった。

P1000732.jpg

側溝の上にかろうじて人が通れる程度のスペースがあるが、そこも終始濡れていてところどころ泥があって滑りやすい。これが1.3km続くうえ、退避スペースは無し。もう車社会なのである。徒歩に市民権はないのである。

P1000753.jpg

信濃川沿いにテントスペースの見当をつけた上で、健康ランドへ。

P1000759.jpg

P1000760.jpg

ここは朝5時から夜11時まで1000円(次回から割引券で800円)で使用できる。宿泊する場合はプラス1400円。この種の延々休める系の施設にいるとまた、「休む→だるくなる→さらに休む→さらにだるくなる」の負のスパイラルに陥る。

P1000762.jpg

今夜は謎のスペースで完全野宿。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 歩き旅
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

バス停で夜を明かす みなかみ~苗場  


派手に降雨の術を披露したため、「あの妖術使いを生かしておいては後の憂いとなる」と幕営地に踏み込まれる恐れ大であった。

P1000641.jpg

よって朝早いうちにドロン。今頃彼らはもぬけの殻を前にして口をあんぐり。ちなみにタープ一つで僕のバックパックより重かった。完全に車ありきの道具である。

P1000650.jpg

再び三国街道を進み始めると、さっそくハプニングである。

P1000591.jpg

そういえば先日右足もこんなことに。この靴は見た目だけはトレッキングシューズの体を為しているが、実際のところは安物である。豪雨と酷暑の繰り返しで、靴のほうもまさかこんな本格的に酷使されるとは思っていなかっただろう。

P1000654.jpg

大学の自転車サークルだろうか。僕も車輪的なものが欲しい、特に下り坂では。みぎひだり一歩ずつ前に出すのは移動方法として非効率である。

P1000661.jpg

やって来ました三国トンネル。

P1000662.jpg

事前に情報を得ていたものの、やはりほとんど歩道がない。全長は1km以上。

P1000665.jpg

駆け抜けるか一瞬迷ったが、予定通り峠を越えることにした。目立たないがトンネル手前の右側に峠道への入り口あり。

P1000669.jpg

トンネルと峠道どちらが危険であったかは知る由もなし。そして間違いなく峠の方がきつい。トンネルなら10分、峠越えなら1時間である。しかしこの道は古来より、越後と江戸との直行経路にて、上杉謙信も通った、参勤交代も通った、米を届ける無名の商人も通った、与謝野晶子も通った・・・だから何だ、こちとら足のマメが痛いのだ。

P1000667.jpg

情報が少ない。カッパか?カッパなのか?

P1000675.jpg

もう趣味の登山で人が通るくらいらしく、荒れ果てている。

P1000678.jpg

峠に着いた。背後に見える絵本にでも出てきそうなかわいい山が三国山。サンダル履きでサンドイッチでも持っていって頂上でブルーシート広げたい。ダッシュで駆け上がれそうに見えるが、それでも片道30分。用はないのでスルー。

P1000688.jpg

三国権現の御神水もこのありさまである。いつかもう一度来て、いろいろと一通り修復して歩きたい。決めた、そうしよう。

P1000699.jpg

こちら、峠道の新潟県側の入り口。ということは・・・、新潟に入ったということである。

ss81.jpg

ウォーキングアプリを止めてグーグルマップのロケーション履歴を使ったのだが、あまりに雑。まるでヘリでも使ったかのようである。苗場への道を下りつつ、今夜のお宿を探す。

P1000703.jpg

第一候補、グラウンド。

P1000705.jpg

第二候補、廃墟。

P1000706.jpg

第三候補、バス停。

P1000710.jpg

などと見当をつけておいて、まだ時間が早いので「雪ささの湯」でゆっくり。700円。

P1000716.jpg

バス停にした。




このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 歩き旅
cm: --

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

プロフィール

最新記事

最新コメント

著書

寄稿など

カレンダー

カテゴリ