寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

ネズミ型人間  


山菜採りなんてのは生身の人間に教えてもらうものであって、僕みたいに図鑑とスマホ持って、闇雲に山へ突撃して歩き回っても、結局なにもわからない。

今日は、とりあえずコシアブラだけは見逃さないように、写真も頭にインプットして行ったのだが、もうどの新芽もコシアブラに見えてきて、コシアブラノイローゼになって帰って来ただけだった。

どうして自分はこんなに、人から人へと伝わる文化から断絶しているのだろう。地球には自分一人しかいないみたいに、ネズミみたいに全部ゼロから試しては失敗して、ほとんど何も為さずに終わる。この非効率的な山菜採りは、自分の特性と生き方をモロに反映している気がする。

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まあ、山歩き楽しかったけど。

そういえば、昨日の写真はどうやらタラノメではなくアクダラ(ハリギリ)だったようで、「見事なオダラ」なんて書いてしまって、恥ずかしさのあまり昨晩はよく眠れた。

今日改めて周囲を散策したところ、だいたい五分五分くらいでタラノメとアクダラとあるようだった。

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左がアクダラで、右がタラノメ。見分け方は、あんまりトゲトゲがごついのはアクダラの可能性大。そして、芽の形がとんがってるのがアクダラで、丸いのがタラノメ。たぶんこれで合ってると思う。判断は自己責任で。芽が伸びてからの見分け方は知らない。どっちにしても天ぷらにして食べればうまいので問題無し。

写真撮ってたら、少し離れたところをビニール袋と高枝切りバサミを持った男性が通った。もしやと思って、奥のほうを見に行ったら、ほとんどちょん切られてた。ちょっと早過ぎやしませんか・・・。

競争があることを知って興が冷めてしまった。採取する日まで自然の営みに任せて、何も気にしなくていいのが山菜のいいところなのに、今年はちょっと早く行ってみようかとか、まだ小さいけど今採らないと採られちゃうとか、高枝切りバサミ買ったほうが有利とか、んなこと考えたくない。

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そういうわけで、僕はやっぱりツクシ派。競争率低いのがいいよ。

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現地で図鑑を開いたら「緑のスギナはあまり食用にはしません」と書いてあったので、「食べようと思えば食べられます。競争率低いです」とBライフ的に翻訳して、たくさん採取してきた。

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けれども、どうやら乾かして煎じて薬用茶として飲むくらいしかできないらしい。健康な人間には薬は要らんので、捨てる。

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天ぷら粉も油もケチケチで、ほとんど炒めたみたいなタラノメの天ぷら。糠漬けは、人参、大根、ナス、セロリ。ごちそうさまでした。





category: 山菜・野草

タラノメ、コゴミ、もう少し  


いい天気。

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見事なオダラ。いや、メダラ見たことないけど。

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食べ頃まであと一週間以内。

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コゴミはようやく背筋が伸びて、首が据わってきたところ。こっちもあと一週間くらい。

山菜採りとかバリバリ習得する気はないが、今年はタラノメとコゴミ以外に、もう一種類くらい何か開拓したいなと思っている。

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山菜が食卓に並ぶのを待ちつつ、今は糠漬けなどを食している。捨て漬け始めてから10日ほど、本漬け始めてから3日ほど、既に人参以外はおいしく食べれている。人参以外は。

ところで糠漬けって、ずっと漬けておくと漬かりすぎてしまうし、野菜は野菜で保存しなければならない。結局、野菜の保存方法としてはあまり機能しないのでは、という疑念が今さら・・・。





category: 山菜・野草

ツクシとカラスノエンドウを食べる  


バイクで行ける範囲のかなり奥の山のほうまで足を延ばしてきた。服の中を泳ぐ乾いた風と、久しぶりに嗅いだ山らしい山の匂いで・・・癒されてきた、恥ずかしい。

「癒し」とか「気分転換」なんてのはね、恥ずかしいことだよ。何も捗っていないのに、何も解決していないのに、気分だけ良くなるというね。

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山ん中走るのにも、やっぱり便利なカブ。狭い道でも簡単にUターンできるし、ガソリンも気にしない。山では山の匂いが、養豚場では豚の匂いが嗅げる。

こんなような荒地が至るところにあって、写真ではわかりにくいかもしれないが、全体にタラノメが生えている。昨年は初めてタラノメを食べたので美味しくて感動していたが、今日のツーリングで目にしすぎてありがたみが薄れてしまった。

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ツクシとカラスノエンドウ。あまり管理されすぎている田畑の畦道なんかは、野焼きされてるので見つけにくいこともしばしば。ただ、ご存知のとおり、あるところにはたくさんある。

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カラスノエンドウはおひたしに、ツクシは佃煮にしてみた。

カラスノエンドウのほうは、「人間が食ってもいいものだな」という、こごみを食べたときと全く同じ感想。何がうまいって、醤油がうまい。

ツクシの佃煮はホームラン級にうまかった。歯ごたえがとてもよく、ご飯がすすむ。あとは袴取りさえなければ・・・。

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今日は実にたくさんの山小屋をジロジロ見ながら走らせてもらった。いろんな発見があったが、ひとつ断言できることは、僕の小屋が一番ボロい。





category: 山菜・野草

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