寝太郎ブログ

2018年12月6日雑誌発売→『kotoba(コトバ) 2019年 冬号』特集・孤独のレッスン

暗夜行路 十日町~小千谷  


今日も一段と歩きたくない。徒歩旅行の悪いところは歩かなければならないところである。

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ギルドハウス十日町、お世話になりました。朝一番に抜け出してきたつもりが、マスターの西村さんは既に近所で草刈りをしておられた・・・。

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しかし暑い。もう九時くらいになるとヤバくなってくる。語彙貧困の世代と言われてもかまわない、とにかくヤバくなってくるのである。旅程で最も目を引くものは佳景絶景でも傾国の美女でもなく、日陰である。生活必需品とは何か。衣食住日陰である。8月8日は何の日か。日陰に感謝する日陰の日である。

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僕も暑い、オニヤンマも暑い。

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十日町の神明水辺公園。もう今日はここでいいや。

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川が流れていたので、さっそく水浴び。

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石に干しておくと一瞬で乾く。

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ここはきれいな洗面所もあるし。

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カッパもいるし。

何時間いただろうか、午後五時くらいにハタと思い立って、再び歩き出す。

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暑くない。歩ける。けど、新潟の夜って暗いのね・・・。

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足元が見えないほどの暗闇が続く117号線上で一瞬迷ったが、一泊4500円は出せない。

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結局、今日も30km歩いてしまった。しかしいくら涼しくとも交通量のある道での暗夜行路はやめた方がよかった。反省している。

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AirsCafeかなりよかった。僕がよく使う快活クラブにはないシャワーが無料。マッサージ機も無料。他にも随所にネットカフェとしての気概が感じられた。料金は快活クラブと同じで一番安い料金が自動計算される後払い方式。

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暗夜行路の末に足の裏を労る、これすなわちアンヨ行路。





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お天道様のあるうちに 南魚沼~十日町  


昨晩は謎のキャンプ場でひもじい思いをしながら就寝。そして6時起床。

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いつにもまして洗濯物がプラネタリウム状態。

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しかし夜露でぐちゃぐちゃである。何のために干しているのか。結局、甲羅干しに。

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こちらのトンネル、光が入っている部分に排気ガスの微粒子が見える。トンネルは危険だし排気ガスまみれだし、本当に嫌だ。

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心配していた八箇トンネルには一段上がった歩道があってよかった。段差があるのとないのでは安心感が全然違う。

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昨日の昼からろくに食っていない。何もない山道にポツンと食堂があったので開店まで待つ。

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待ち時間もガンガン充電。ちなみにこのソーラーチャージャーは16Wで重量450g。こうしてまともに日向に置けるなら10000mAhのモバイルバッテリーに一日でフル充電できてスマホとパソコンには十分なのだが、バックパックにぶら下げて条件が悪くなると、スマホで情報収集しながら旅をするくらいなら十分だが、毎日ブログを書いたりするのは少し厳しいかもしれない。

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偶然にもオリンピックの開幕式を食堂のテレビで見ながらチャーハンセットを平らげて、再び山道を進む。しかし、暑い。

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これは昨日の気温だが、昨日よりさらに暑い気がする。休もうにも木陰がない。ようやく観音様のお堂の傍らに日陰を見つけて、アルミマットを広げて意識朦朧とすること軽く3時間。どこからか歌が聞こえる。



人の声というのは、本質的に歌なのだと思う。

おばあちゃんの歌で少し元気が出て、またトボトボ山道を歩き、日も暮れかけた頃、昨晩グーグルマップで見つけた「ギルドハウス十日町」にお邪魔する。

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「住み開き」というメタコンセプトの一つだそうで、シェアハウスとゲストハウスのあいのこのような、住人と訪問者の境界線が限りなく曖昧な、そういう空間だそうで(布団に倒れ込んで朝早く出てきただけなのでよくわかっていない)。一銭も払わずいろいろチャージさせていただいたが、目の前の人間から無償で何かを受け取るということに戸惑いを感じてしまう現代人の僕であった(自分がやる側なら全然いいのだが)。





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六日町300円キャンプ場 越後湯沢~南魚沼  


朝5時半起床。夜露がびっしり。

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洗濯物に埋もれて原型をとどめていないが、一応僕のバックパックである。

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立ち寄った中華料理店で「歩きながら食べて」とミニトマトをいただく。「歩きながらたまに休憩したときに食べて」なのか本当に「歩きながら食べて」なのか悩ましい。ちなみに歩きながら何かを食べることはまずない。

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南魚沼市中心部の信濃川沿いでキャンプ地を探そうと思っていたが、グーグルマップで「キャンプ場」検索をかけたところ、市街地より2kmほど西へ入ったところに「上の原キャンプ場」というのがある。どうやら300円で泊まれるようである。寄ってみるか・・・。

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また地図を読み間違えたというか、読み飛ばしたというか・・・。キャンプ場はかなり高いところにあった。

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照明の一切ないトンネルを通り・・・

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近くの「ひいらぎ山荘」で受付を済ませる。

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キャンプ場到着。謎の多いキャンプ場であった。

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謎その一、全体が斜面になっていて、フラットな場所がほぼ存在しない。かろうじて僕がテントを張ったあたりが平坦と言えなくもない(あと少し離れた奥のあたりはオートキャンプの人がいたのでもしかしたら平坦な部分があるのかもしれない)。Wifiが付いてようが、ジャグジー風呂が付いてようが、砂金が撒かれていようが、平坦でないキャンプ場はキャンプ場としては落第点である。そもそも一体どうしてここをキャンプ場にしようと思ったのか・・・。

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謎その二、足湯があるが熱すぎて足を浸けられない。

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謎その三、ほぼ売り切れでコーヒー一択の自販機。

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謎その四、やたらと綺麗なウォッシュレット。Toilet seats have bidet functions even at camping sites in Japan!! Japan sugoi!!

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水場もあるし、山荘の人はとてもいい方だったが、少なくとも徒歩で寄る場所ではなかった・・・。

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愛靴にも申し訳なかった。

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特に売店もないので、食料確認。緊急食SOYJOY、メロンキャラメル(残り一粒)、朝食で買いすぎてしまったおにぎり一個(偶然)、中華料理店でいただいたミニトマト(偶然)。今夜はミニトマトばかり食し腹を下してあの豪華なトイレ、そうかそういう天の計らいか・・・。





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